吾輩は亀である

再生医療に道、プラナリアの頭と尾の形成メカニズム解明 京大

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生物の頭や尾が正しい位置に形成されるメカニズムを、京都大学大学院理学研究科阿形和教授(再生生物学)らの研究チームが扁形(へんけい)動物プラナリアの実験で突き止め、8日付(日本時間)の米科学誌米国科学アカデミー紀要」(電子版)に掲載された。プラナリアが正しい位置に頭と尾を再生する「極性現象」は100年以上前に判明していたが、そのプロセスは解明できていなかった。再生医療臨床応用に貢献する発見といえる。



 研究チームは、プラナリアが尻尾を形成する過程を観察。細胞の分化などを促すタンパク質ヘッジホッグ」が尻尾を形成する分子を発現させることを確認し、さらに、ヘッジホッグが作用する過程で結びつく受容体を作る遺伝子も突き止めた。



 そこでチームは、プラナリアの頭部と尾部を切り取って、この遺伝子の働きを阻害する実験を実施したところ、前後両側に尻尾ができる異常な形態になった。



 このことにより、この遺伝子が作る受容体によって、後方部に尻尾が出るよう再生メカニズムがコントロールされていることが解明された。



 臓器を幹細胞で再生して移植する研究に取り組む同研究チームは「脊椎(せきつい)動物にもヘッジホッグやこの遺伝子は存在し、人でも同じことが言える可能性は高い」と説明。「臓器を作って移植する臨床応用ができた場合に、体の極性を決める遺伝子の働きを考慮して移植すれば、移植後のがん化などを防ぐことが期待できる」としている。



 プラナリアをめぐっては、ノーベル賞を受賞した米科学者、トーマス・ハント・モーガン氏が再生に極性があることを1900年代に発見している。
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by imasu6 | 2009-12-08 11:45 | クタクタ

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