吾輩は亀である

新種のイルカ発見、豪州の大都市近く

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オーストラリアでイルカの新種が発見された。人知れぬラグーンではなく、摩天楼が立ち並ぶ大都市のすぐ足元で泳いでいたという。

 先住民の言葉で「ネズミイルカに似た大きな海水魚」と言うブルナンイルカ(英名:Burrunan dolphin、学名:Tursiops australis)は、1800年代以降に発見されたイルカの新種としては3番目。2つの個体群がビクトリア州で確認された。

 人口第2位の都市メルボルンに近いポートフィリップ湾では約100頭が生息している。数百キロ離れたギプスランド地域にある沿岸塩水湖には別の50頭が頻繁に姿を見せるという。

◆DNA鑑定で驚きの結果

 2つの個体群は以前からオーストラリア南東沖を泳ぐ様子が確認されていた。今回、DNA鑑定の結果、ハンドウイルカ属の既存の2種(ハンドウイルカ、ミナミハンドウイルカ)とは遺伝的にかなり異なると判明した。

 研究責任者でオーストラリア、モナシュ大学の海洋生物学者ケイト・チャールトン・ロブ氏によると、あまりに予想外の結果だったので鑑定をやり直したという。

「てっきりハンドウイルカだと思って、確認作業をしているところだった。だが、入手したDNAシーケンスを調べると、2種どちらともかなり違っていた」と同氏は話す。

 オーストラリア国内の博物館で過去1世紀に収集、保管されたイルカの頭蓋骨と比較したところ、ブルナンイルカは他の種とわずかに違う特徴を持っていた。

 また、改めて調べると、外観もかなり異なっている。ハンドウイルカよりも背びれのカーブが大きく、口先も丸い。体色はダークグレイ、薄いグレイ、白からなる独特の“トリコロールカラー”だった。

◆1世紀前に発見されていた?

 なぜ、これまで見逃されていたのだろう。オーストラリア南東沖のイルカに身体的な違いがあることは何十年も前から報告されていたが、複数の証拠に基づいて新種だと明確に示したのは今回が初だという。

 1915年、ある生物学者がオーストラリア沖で特徴の大きく違う2頭のイルカを捕獲して調べた。その際に新種と確認できた可能性も十分にあったのだが、当時の科学者たちは、ハンドウイルカのオスとメスで、特徴の違いは性別によると結論付けてしまった。チャールトン・ロブ氏のチームは最近、このメスのイルカの骨格を調べ、ブルナンイルカと判定した。

 新種の個体群は極めて小規模で、研究チームは政府に絶滅危惧種として指定するよう求めている。「保護対策がぜひとも必要だ」と同氏は話す。

 新種のイルカは「PLoS One」誌オンライン版に9月14日付けで発表された。
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by imasu6 | 2011-10-13 11:50 | 新種

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