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吾輩は亀である

ヘラクレス・トリニダーデンシス “トリニダード島産” 幼虫(初令)

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世界最大カブトムシとして最も有名な種です。ギリシャ神話の英雄ヘラクレスに由来する名を持ち、愛好家でなくても一度はその名を耳にしたことはあるでしょう。長い胸角は力強く、美しい明色の上翅、大きなサイズだけでなく気品を併せ持ちます。トリニダデンシスはカリブ海トリニダ島、トバコ島に生息する亜種で、胸角付け根がやや太く直線的、翅の色が濃くてやや黒っぽい、胸部がざらつく等の特徴を持ちます。サイズはリッキーなどに比べ小型ですが、希少バランスのよい体型が魅力です。



トリニダデンシスは特に胸部がざらつき、微毛が多く生え、直線的な胸角は基部がやや太く、基部から1/3程度のところに突起が見られます。頭角の小突起は2~3本で、頭角先端はあまりヘラ状にはなりません。また、上翅の色が濃くてやや黒っぽい印象を受けます。美しい上翅は乾燥状態によって色彩が変化し、模様も個体差が大きいです。



短命なものが多いカブトムシの中では成虫の寿命も長く、鑑賞にも適しています。性格もコーカサスなどに比べると温和で、オスとメスを分けるのが理想的ですが、同居も不可能ではありません。大きなケースを用意し、長い角がケースのフタなどに引っかからないようにしてください。



活動開始後の成虫は非常に大食漢エサが切れないように注意が必要です。



by imasu6 | 2010-07-23 19:06 | ペット

なんてことない、ダラダラ綴り
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